国際ビジネス大学校理事長の中谷です。
5月3日(日)に東京裁判について学習をしてきました。
日本の国際政治・教育学者である西 鋭夫(にしとしお)教授による全5時間40分に亘る講義です。
この講義の内容はアメリカのスタンフォード大学にある、フーヴァー研究所から発見された
1468箱もの資料を元にした講義です。これらの資料は『フーヴァートレジャー』と呼ばれ、
現在でも解読が進められています。
これらの資料は戦後日本でGHQの許可の下設立されたフーヴァー研究所の東京オフィスが、
「日本が戦争に突入した原因を探る」という目的で、多くの機密文書や資料を集め、アメリカに持ち帰ったものです。
日本から持ち去られ、未公開となっている一次資料から見出される話は、
歴史の真実を探るためにも知っておくべきと思い受講を決めました。
混迷を極める世界情勢の中で、我々が生き抜くためには、母国である日本を改めて知る必要があると私は考えています。
第二次世界大戦後、世界は大きな転換を迫られました。
敗戦国である日本は特に大きな影響を受けたと言えるでしょう。
あの戦争はなんだったのか。
戦争の後、我々の母国に何が起きたのか。
また、その影響下で育った私たちが本当に考え、実行すべきこととはなんなのか。
それを考えるために、歴史を知るということは非常に重要なことです。
講義を受けてみて、私が感じたこと、改めて考えさせられたことを、
今後動画やセミナーなどでお伝えしていこうと考えています。
私たちは日本という素晴らしい国に生まれました。
今後自分たちがどう生きていくのかを見い出すために、
誰が敵誰が味方という発想ではなく、
“本当は何があって、今我々が未来のためにできることは何なのか?”
ということを一緒に考える機会を作れればと思います。